「楽しい仕事」と「仕事の楽しさ」[会員限定] |
(2007年02月15日)
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~仕事から「楽しさ」を見つけ出すのは、優れた知性である~
「星の王子 ニューヨークへ行く」というコメディ映画があります。
エディー・マーフィー扮するアフリカの王子が、いきなりニューヨークに行って理想の花嫁を探すというこの映画の中に、上映後20年近く経った今でも忘れられないシーンがあります。
それは、王子が、アルバイト先のハンバーガーショップで、店の掃除をしているシーンです。何の面白味もなさそうなこの仕事を、王子は嬉々として楽しそうにやっているのです。
きっと王子は、掃除を工夫してみて店がきれいになることから得られる達成感、掃除によって人の役に立つ喜びを味わっていたのだと思います。
「見つける」という行為は優れた知性のあらわれです。そして、一見「楽しい」とはいえない掃除仕事の中から「楽しさ」を見つけ、「楽しく」仕事をする王子の態度に、私は優れた知性のようなものを感じました。
~「楽しい仕事」は与えられなくても、「仕事の楽しさ」を引き出すことはできる~
「楽しい仕事を見つけよう」とよく言われます。しかし、やってもいないのに、本当に「楽しい」とわかるような仕事がこの世にどれだけ存在するでしょうか。また、企業としてやらねばならない仕事の大枠は決まっている中で、「楽しい」と思える仕事をメンバーひとりひとりに与えることは現実的とはいえません。さらに言えば、地位や給料といった「外発的報酬」をメンバーに与え続けるのも、企業としての限界があります。
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