「金融危機」アメリカで今何が起こっているのか~Bank of AmericaのMerrill Lynch買収劇に立ち込める暗雲[会員限定] |
(2009年04月16日)
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ノースカロライナのシャーロットに本社があり、銀行業務のM&Aの達人と言われてきたBank of America(以下BofA)が昨年9月の金融危機に際して買収を発表したメリルリンチの買収をめぐって困難に直面している。
1929年の株式暴落に端を発した大恐慌後制定された州際銀行法によってアメリカでは長期にわたって全米規模での銀行業務に大きな制約が加えられてきた。しかし、1980年代に入り、州際銀行法は徐々に緩和され、それに従って州を越えた銀行のM&Aも増えていった。NationsBankはこの動きにいち早くのって、ノースカロライナ以外の州の銀行買収を積極的に進めていった。NationsBankの戦略は地域的にオーバーラップのない銀行を買収し、買収した銀行にNationsBankのブランド、IT、経営法を当てはめてスケールメリットを最大限に生かして成長していこうと言うものであった。
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