21世紀的環境における若年期キャリアの実際と課題[会員限定] |
(2012年01月19日)
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2010年1月より約一年半、慶応キャリアラボとリクルートのワークス研究所の共催で、21世紀キャリアに関する研究会をおこなった。今回はその中でわかってきた、想定外変化と専門性の細分化深化の時代の、若年期のキャリア形成の実際と課題について述べてみたい。
このような時代に求められるのは、専門性と普遍性を自分らしく組み合わせるキャリア形成だが、実際どのようなものなのか、どんな特徴があるのか、今そこではどんな課題があるのか。
多くの人たちが指摘するのは、昨今の若者の応用力不足、答え教えて症候群、社会性の低下と仕事の抱え込み、そして自分のキャリアプランへの執着、無駄や回り道を嫌う功利性といった問題だ。これらは想定外変化への適応力と細分化された専門性の深化を両立させながら成長していくキャリアの初期段階の大きな課題であることは確かだろう。
一方でインタビューから明らかになった若年時の2つのうまくいっているキャリア形成パターンとは、専門深堀からスタートし幅を広げるパターンと、想定外変化に振られるなかで自己効力観を醸成し、徐々に自分らしいキャリアに絞り込むパターンの二つである。両方に共通するのは、ある段階での普遍性の高い自分らしさへの気づきと絞り込みだ。
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